Home > 木材のPR > 木材のなんでも相談室 > Q 木製のお風呂に改装したいのですが、長持ちさせるにはどのような点に留意すればよいでしょうか?
Q 木製のお風呂に改装したいのですが、長持ちさせるにはどのような点に留意すればよいでしょうか?
A お風呂の浴槽に使われる樹種は、普通ヒノキ、ヒバ、サワラです。特に年輪のこまかい板を使ってある浴槽が良いでしょう。最近、ヒノキの板の表面をフッソ樹脂加工したり、セラミックを含浸させるなどの処理をしたりして、耐久性を大きくした浴槽も作られています。しかし、いずれも価格は高くなります。
また、浴槽を据えつけるときに、床に接する浴槽の枠ならびに浴槽の底板の裏側に油性の防腐剤を塗布すると効果があります。多量に塗布すると継ぎ目から薬剤が内面に浸みこんで、お湯に油が浮くようになりますから注意してください。また、浴槽を据えつけるときに、床との間に煉瓦またはコンクリートブロックを置いて、床と浴槽の底との隙間をあけて通風を良くした方が長持ちします。
|