Home > 木材のPR > 木材のなんでも相談室 > Q 「JAS」規格というのはどのようなものですか?
Q 「JAS」規格というのはどのようなものですか?
A 「JAS」はJapanese Agricultural Standard の略です。「日本農林規格」のことで、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」に基づいて制定された規格をいいます。これは食品をはじめ農産物、水産物、林産物など各種の品物について品質の改善、生産の合理化、取引の標準化、消費の合理化をはかるために、国が規格を定め、指定機関が検査しています。規格は下記の林産物について定まっています。「JASマーク」のついている品物は、規格に合格していることを示し、寸法などのほか必要に応じ外見では分かりにくい品質・性能を明らかにして、消費者の便宜を図っています。したがって、これらについては一定の水準が保証されており、購入または使用に際し性能上の間違いがありません。ところが困ったことに、製材のJAS製品が普及していません。理由はいろいろありますが、規格が分かりにくい、同じ製品なのにマークをつけると高くなる、中間業者がマークを必要と感じていない、などでしょう。消費者が望んでも手に入らない状態は改善されなければなりません。
- 一般材に関連したJAS 合板その他に関連したJAS
- 針葉樹の構造用製材 普通合板
- 針葉樹の造作用製材 特殊合板
- 針葉樹の下地用製材 コンクリート型枠用合板
- 枠組壁工法構造用製材 難燃合板
- 枠組壁工法構造用たて継ぎ材 構造用合板
- 集成材その他に関連したJAS 構造用パネル
- 構造用集成材 床板に関連したJAS
- 単板積層材 フローリング
- 構造用単板積層材
- 集成材
|