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Q 木造住宅の性能向上のために乾燥材の利用が望ましいといわれますが、乾燥材はどこで入手できますか?
A 最近、乾燥材の生産量は大分増えていますが、乾燥工場から建築業者、プレカット工場に直送されるケ−スがほとんどです。乾燥材は生材より高価なものになる一方で、見かけが悪くなりがちなため、一般の流通市場にはヒノキ、スギの場合もごく一部を除いてほとんど出回わっていません。
現在、木材乾燥施設を設置している製材工場は全国で 約1500工場(全体の約10%)あります。このうちJASに規定された構造用乾燥材を供給する体制にある工場(人工乾燥認定工場)が生産地を中心に約95あり、工務店を通してこれらの工場に発注し、JAS製品を入手することができます。それらの所在する県(工場数)は次の通りです。
北海道(27)、青森(1)、秋田(13)、岩手(1)、山形(3)、福島(4)、宮城(2)、栃木(1)、群 馬(1)、富山(2)、静岡(1)、岐阜(4)、三重(8)、奈良(1)、鳥取(1)、岡山(6)、広島(2)、福岡(1)、熊本(11)、宮崎(4)、鹿児島(1)。
本県における、乾燥材生産工場の詳細については、当林材協会または、県庁林業振興課までお問合せ下さい。
県庁林業振興課:TEL 099(286)3366
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