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Q SPFとはどんな木ですか?
A 日本が北米大陸西海岸から輸入している針葉樹材は、その代表がベイマツ、ベイツガ、SPFです。SPFはSpruce、Pine、Firの頭文字ですが、SPFにはカナディアンとアメリカンがあって、それぞれ若干の違いがあります。カナディアン SPFはシトカスプルース(Picea sitchensis)を含まず、ホワイトスプルース(Picea glauca)、エンゲルマンスプルース(P. engelmannii)、ロッジポールパイン(Pinus. contorta)、アルパインファー(Abieslasiocarpa)を主体にブラックスプルース(Picea mariana)、バルサムファー(Abiesbalsamia)、ジャックパイン(Pinusbankusiana)などです。アメリカンSPFはSPFサウスと呼ばれ、エンゲルマンスプルース、シトカスプルース、ロッジポールパインが主体です。
米国西部のマーケットで取引されている約25種の針葉樹は、その強度により(1)Douglas Fir & Western Larch、(2)Hem-Fir、(3)Douglas Fir-South、(4)SPF-South、(5)Western Woods、(6)Western Cedars、の6グループに分けられています。SPF-Southに含まれるファーはBalsam Firで、Noble Fir, Grand Fir, CaliforniaRed Fir, Pacific Silver Fir及び White firはHem-Firのグループです。
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